大阪公立大学工学部化学バイオ工学科同窓会

行事予定・報告

2024.07.17

同窓会講演会(第2回)を7月9日に開催しました

 化学バイオ工学科同窓会が企画した「第2回同窓生講演会」が7月9日(15:00〜16:30)に大阪公立大学杉本キャンパス(工学部G棟中講義室)で、約60名(学部生・大学院生(前期および後期博士課程)・教員)の参加を得て開催された。
 講師は、JCRファーマ株式会社の研究本部 CMC開発研究所 バイオプロセスユニット 培養プロセスグループ グループ長の柿本真司氏(2009年後期博士課程修了 博士(工学)である。自己紹介の後、製薬企業における研究者の活躍として15年間の経験と研究成果を通して具体的な活動を紹介された。ライソゾーム病などの希少疾病に対する医薬品開発の説明を通して、企業の考え方を説明された。バイオ医薬品の開発という企業活動のコンセプトがハッキリしていることに興味をもったとの学生の意見も寄せられている。
 就職へのアドバイスとして、とくに自己アピールでは、研究内容、成し遂げたことを通して自身の主体的な活動について話せること、さらには自分が想像している会社かどうかを見極める機会としても活用するくらいの気持ちで臨むと良いことなどが話された。とにかく、大学では、何かしら本気で取り組むこと,今後に役に立つ知識を幅広く習得、経験することなどのアドバイスがあった。
 講演後に質問時間があった。場外でも質問している場面があった。
 最後に、立花亮化学バイオ工学科主任教授および神門登化学バイオ工学科同窓会会長の挨拶があった。
《参加者の感想(一部)》(アンケート実施協力:東 秀紀先生)
○ リアルな話が聞けてよかったです。○ 製薬メーカーがどのようなことをしているのか、大学での学びがどのように将来に関係するのかを聞けてよかったです。○ 実際に柿本さんがご経験されたお話や、現在の研究内容などを分かりやすく教えていただき、非常にためになりました。○ 製薬企業で働くことに興味があったので今回は貴重な機会となった。就活に関するアドバイスもいただいたので覚えておきたい。等など。
 【同窓会より】柿本真司さん、後輩学生に講演していただき有り難うございました。
              (文責 大嶋 寛(桂洋介氏とともに同窓生講演会担当))

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